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          高圧酸素療法

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現代人は社会のストレスや大気汚染による酸素不足が原因で、病気や老化などの様々な悩みをかかえるようになりました。人間の身体には約60兆個の細胞があり、そのすべてが酸素を必要としています。高気圧酸素ルームは溶解型酸素の浸透圧を高める酸素セラピーにより、身体の各機能を整え、健康増進が期待できます。
「結合酸素」とは通常の呼吸で得られる酸素で、血液中のヘモグロビンに依存して融合し、血管に運ばれています。そのためヘモグロビンの大きさは細い毛細血管を通り抜けるには限られてしまいます。しかし「溶存酸素」はヘモグロビンと融合していない酸素で、しかもヘモグロビンより小さいため、毛細血管を通りやすく体内により多くの酸素を送り込むことができます。


 

高気圧ルームの効果

高気圧ルームを使用して高気圧酸素 (1.3 気圧) の環境に滞在すると、下記のような効果 が得られます。

今回の実験データの取得に関する情報

実施期間 2016年6月~8月
実施場所 京都大学大学院人間・環境学研究科実験室 (森谷敏夫研究室)
使用した設備 日本気圧バルク工業(株) 高気圧ルーム ブレッドタイプA-L
監修 森谷敏夫 (京都大学名誉教授) 石原昭彦 (京都大学教授)
  結合酸素が増大

赤血球中のヘモグロビンが酸素 (これを結合酸素といいます) を結びつけて全身に運びま す。高気圧酸素の環境では、結合酸素が増大します。また、全身を流れる酸素が増大するこ とによって、安静時の心拍 (脈拍) 数が減少します。


 

  溶存酸素が増大

血液中に溶け込んだ酸素を溶存酸素といいます。高気圧酸素の環境では、溶存酸素が増 大します。溶存酸素は血液中に直接溶け込んでいるので、手先、足先、心臓、脳や眼の末端 の細胞まで流れていきます。

  血液の粘稠性が改善

過食や運動不足によって、赤血球が連鎖したり、凝集するために、ドロドロした血液になり ます。一方、高気圧酸素の環境では、サラサラした血液になります。

  末梢血流が増大

細胞から排出された二酸化炭素が血管を拡張します。また、交感神経の活動を抑えること によって血管が拡張します。高気圧酸素の環境では、末梢の血管が拡張することによって、 血流が増大して皮膚温が上昇します。

  • 自律神経活動が安定

ストレスが蓄積すると、自律神経 (交感神経と副交感神経) の働きが乱れたり、交感神経 の過剰な活動を引き起こします。高気圧酸素の環境では、交感神経の過剰な活動が抑えられ、自律神経の活動が安定します。








 

 
 
 
 

普通の環境に
滞在した場合と高気圧ルームに滞在した場合
の自律神経活動の変化。

自律神経には、交感神経と 副交感神経の2つがあります。 日中 (活動時) は、交感神経の活動が積極的になります。 また、緊張したり、ストレ スが加わると交感神経の活動が優位になります。 一方、夜間、リラックスしている時、食事後には、副交感神経の 活動が積極的になります。 自律神経活動の安定を判断する指標として、[交感神経の活動/副交感神経の活動] があります。 日中 (活動時) に測定して、0.8 から2.0 の範囲であれば自律神経の活動が正常となります。 交感神経の活動が優位になると高い 値を示し、副交感神経の活動が優位になると低い値を示します。 普通環境に滞在した場合の自律神経活動は、1.10 (普通環境で30 分経過後の値) から1.50 (普通環境に滞在す る前) でした (被験者:40 歳代の女性)。一方、交感神経の活動が優位であった男性 (50 歳代) は、高気圧酸素 の環境に滞在することによって、交感神経の過剰な活動が抑えられました (高気圧ルームに滞在する前は8.79、 高気圧ルームへの滞在30 分後は2.61、滞在60 分後は2.96)。 高気圧酸素の環境は、交感神経の過剰な活動を抑えて、自律神経を安定させます。

          良くある質問

酸素カプセルって中で酸素を吸うのですか?
酸素を直接吸うのではなく、カプセルの中で気圧を上げることにより、通常より多くの酸素を細胞に送り込みます。
服は着たままで入れますか?
当院の酸素ルームはエアコン完備です。汗をかかずにご利用できますので、服を着たままでOKです。
閉所恐怖症だけど入れますか?
酸素ルームはカプセルタイプと異なり、入口扉が広く、2人でご利用できる大きさがあります。圧迫感のない設計ですので心配要りません。
携帯は通じますか?
通話も大丈夫です。お持ち込み頂けます。
 
酸素は疲労回復にも良いといわれるのはなぜ?
酸素には、疲労やだるさの原因となる血中乳酸を、分解・除去する働きがあります。そのため、体内の酸素量が多い人は、酸素量が少ない人よりも疲労回復にかかる時間が短くてすみます。つまり、酸素を取り込む力が高い人の方が、より速やかに疲労から回復できると考えられるのです。
酸素を十分に摂取して、体のエネルギー生産効率を高めることも、体をエネルギーで満たし、疲労感を和らげます。
さらに、肉体的な疲労だけでなく、精神的な疲労にも酸素は密接に関わっています。
毛細血管はストレスの影響で収縮し、酸欠状態に陥りやすいので、そこに酸素ルームで十分な酸素を供給することで、酸欠を防ぎ、心身のリフレッシュにもつながるのです。
酸素ルームは肥満解消にも良いのはなぜ?
酸素は脂肪分解酵素の発生を活性化します!
体内には「リパーゼ」という脂肪分解酵素があります。このリパーゼは脂肪を分解して血液中に送り込み、それをきちんと燃焼する働きをします。つまり、リパーゼは脂肪燃焼に欠かせない酵素。
では、このリパーゼが活発に活動するにはどうすればよいのでしょう。そこで登場するのが酸素。リパーゼの働きを活発にするためには酸素が必要といわれます。しかし体内の酸素が不足していると、リパーゼが活発に働かず、脂肪分解や燃焼を妨げるため、燃え残った脂肪は再び脂肪の塊となるのです。
短距離走などの無酸素運動に比べ、ウォーキングなどの酸素を取り入れながら行う有酸素運動がダイエットに効くと言われるのは、そういうわけです。


 
酸素ルームで美肌になれるのはなぜ?
十分な酸素で肌細胞を活性化! ターンオーバーも整いやすく!
肌の健康は、古い細胞が新しい細胞によって押し上げられ、はがれ落ちていくことで保たれます。その周期は、健康な肌で約28日。しかし代謝機能が衰えると、その周期が遅くなり、さらに古い細胞などの老廃物が表皮に残り、肌荒れやくすみの原因となってしまいます。
この代謝機能でも酸素は重要な働きをします。しかし肌細胞付近の毛細血管は外気・ストレスなどの影響で収縮しやすく、酸素不足になりやすい状態です。ですから、美肌維持の為に、酸素は欠かせないのです。
細胞内に十分な酸素が与えられると、エネルギー産生が促されます。そして細胞が元気になり、肌の生まれ変わりを正常にさせ、うるおいとツヤのある、みずみずしい素肌に導きます。
スポーツ選手に広がる酸素ブームの訳は?
酸素ルームはエネルギー産生と疲労回復に役立ちます!
スポーツ選手にとっても酸素は重要!短距離走のような無酸素運動では、酸素を使わずともエネルギーは賄えます。しかし、長距離の場合、細胞で酸素を媒体として筋肉収縮のエネルギー源をつくります。そのため体のすみずみにまで酸素を速やかに運ぶことができれば、運動効率は高まることに!
また、筋活動が高まって酸素が不足すると、酸素を使わない方法でエネルギーを作り出すようになります。しかしその時、乳酸が発生し、これが蓄積すると筋肉疲労を引き起し、運動能力を低下させると考えられます。
この乳酸は、十分な酸素が与えられると、除去することも可能。
酸素は疲労回復にも一役買っているのです。
スポーツ選手に酸素ブーム!
●2002年サッカーワールドカップの直前に骨折したイングランド代表の元サッカー選手が、酸素を取り入れて早期に回復した。
●2006年夏の甲子園。15回を投げた決勝戦の夜に、酸素カプセルに入り疲労を回復させ、翌日の再試合で優勝を果たした投手がいる。
そのほかにもレッドソックスの投手、2007年夏の甲子園で活躍した仙台育英高校の投手、男子走り高跳び日本記録保持者の選手なども。
酸素カプセルで花粉症やアトピー、リウマチが改善したという話を聞きますが、どうして?
生体の維持の根幹に携わる物質にステロイドホルモンがあります。
ステロイドホルモンは一般に生殖腺や副腎においてコレステロールから合成されますが、その合成は「ミトコンドリア」内で、酸素とコレステロールを使って行なわれます。
ステロイドには強力な「抗炎症作用」と共に「免疫抑制作用」があり、白血球(リンパ球)の過剰な働きを抑えます。
その合成には、私たちの体に約60兆個あるといわれる細胞の中に、各100~2,000個(特に心臓、肝臓、筋肉、脳神経細胞に多い)存在する小器官である「ミトコンドリア」の作用が欠かせません。
そして、その活動には大量の酸素を要するのです。
酸素ルームでミトコンドリアに充分な酸素を供給し続けることで、ステロイド合成機能が高まるからだと考えられます。
酸素を多く吸うと「活性酸素」が増えて「老化」や「ガン」になるので、むしろ「活性水素」を多くしたほうが良いのでは?
活性酸素が老化やガンなどの原因の一つになるという従来の定説は正しくないという研究結果を東京大学・ウィスコンシン大学・フロリダ大学の共同研究チームが2005年7月にサイエンス誌に発表して話題となりました。
その高い反応性から問題視されることの多い活性酸素ですが、細胞内のミトコンドリアでエネルギー(ATP)を作り出す際には、酸素が水素と結合して水に変化する途中で活性酸素になるため、実は多くの生物にとって必要不可欠なものでもあります。
例えば、私たちの身体にバクテリアが侵入した場合、生体防御の第一線で働く白血球は活性酸素を使ってこれを殺そうとしますが、この機能が損なわれると、ひどい感染症を起こすことになります。
リンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞が、ガン細胞を攻撃する場合も活性酸素を使っています。
とはいえ、必要以上にあれば細胞にダメージを与える為、カタラーゼなどの抗酸化酵素やビタミンなどの抗酸化物質によって分解されるようになっています。この働きを果たす物質の一つが活性水素です。
反応性が高い為速やかに活性酸素を中和することができ、酸化されたビタミンなどを還元して元に戻す作用もあります。ただし、活性水素もまた反応性の高さ故に多すぎれば細胞を傷つける為、分解酵素や活性酸素によって中和されます。
このように生体内ではバランスを保つようになっています。
よく誤解されますが、活性水素が多ければ良いというわけでは有りません。
そもそも活性水素は体内で生成されますが体外から取り入れることはできません。
また、「活性酸素」と「老化」の関係でよく例えに出るのが鶴は千年、亀は万年です。
鶴は何千kmもの距離を飛び(当然大量の酸素を消費する)ながらも50~80年というこの種の生き物としては驚異的な長生きをします。
これを可能にしているのが、鶴は羽を動かす筋肉細胞に非常に効率の良い「ミトコンドリア」を持っているからだと言われています。これと対照的なのが亀で、徹底した省エネで最低限の食事と呼吸で超スローな動きでただ生き永らえるだけ。
確かに「ミトコンドリア」も働かないので、活性酸素も発生しないでしょう。
鶴のように活力に満ちた長寿と亀のように老いた体での長寿、あなたならどちらを選びますか?
1回に何分、週に何回くらいの頻度が効果的でしょうか?
1.3気圧で40分入ると血中の溶解型酸素は飽和状態となり、それ以上入っていても効果は増加しません。そのため、当院では加圧・減圧時間を含め30分以上最長50分としています。
また、1回40分入ると平均3・4日酸素効果は持続するといわれています。そのため毎日短時間入るより週に2回、1回に40分が効果的とされています。
どれくらいで効果を実感できるのでしょうか?
週に2回、各40分の酸素ルームを約6週間継続すると体質改善や効果を実感できるとされています。その後は週に1回または2週間に1回程度でも効果は持続するとされています。
酸素ルームで美肌になれるのはなぜ?
十分な酸素で肌細胞を活性化! ターンオーバーも整いやすく!
肌の健康は、古い細胞が新しい細胞によって押し上げられ、はがれ落ちていくことで保たれます。その周期は、健康な肌で約28日。しかし代謝機能が衰えると、その周期が遅くなり、さらに古い細胞などの老廃物が表皮に残り、肌荒れやくすみの原因となってしまいます。
この代謝機能でも酸素は重要な働きをします。しかし肌細胞付近の毛細血管は外気・ストレスなどの影響で収縮しやすく、酸素不足になりやすい状態です。ですから、美肌維持の為に、酸素は欠かせないのです。
細胞内に十分な酸素が与えられると、エネルギー産生が促されます。そして細胞が元気になり、肌の生まれ変わりを正常にさせ、うるおいとツヤのある、みずみずしい素肌に導きます。
スポーツ選手に広がる酸素ブームの訳は?
酸素ルームはエネルギー産生と疲労回復に役立ちます!
スポーツ選手にとっても酸素は重要!短距離走のような無酸素運動では、酸素を使わずともエネルギーは賄えます。しかし、長距離の場合、細胞で酸素を媒体として筋肉収縮のエネルギー源をつくります。そのため体のすみずみにまで酸素を速やかに運ぶことができれば、運動効率は高まることに!
また、筋活動が高まって酸素が不足すると、酸素を使わない方法でエネルギーを作り出すようになります。しかしその時、乳酸が発生し、これが蓄積すると筋肉疲労を引き起し、運動能力を低下させると考えられます。
この乳酸は、十分な酸素が与えられると、除去することも可能。
酸素は疲労回復にも一役買っているのです。
 
酸素カプセルで花粉症やアトピー、リウマチが改善したという話を聞きますが、どうして?
生体の維持の根幹に携わる物質にステロイドホルモンがあります。
ステロイドホルモンは一般に生殖腺や副腎においてコレステロールから合成されますが、その合成は「ミトコンドリア」内で、酸素とコレステロールを使って行なわれます。
ステロイドには強力な「抗炎症作用」と共に「免疫抑制作用」があり、白血球(リンパ球)の過剰な働きを抑えます。
その合成には、私たちの体に約60兆個あるといわれる細胞の中に、各100~2,000個(特に心臓、肝臓、筋肉、脳神経細胞に多い)存在する小器官である「ミトコンドリア」の作用が欠かせません。
そして、その活動には大量の酸素を要するのです。
酸素ルームでミトコンドリアに充分な酸素を供給し続けることで、ステロイド合成機能が高まるからだと考えられます。
酸素を多く吸うと「活性酸素」が増えて「老化」や「ガン」になるので、むしろ「活性水素」を多くしたほうが良いのでは?
活性酸素が老化やガンなどの原因の一つになるという従来の定説は正しくないという研究結果を東京大学・ウィスコンシン大学・フロリダ大学の共同研究チームが2005年7月にサイエンス誌に発表して話題となりました。
その高い反応性から問題視されることの多い活性酸素ですが、細胞内のミトコンドリアでエネルギー(ATP)を作り出す際には、酸素が水素と結合して水に変化する途中で活性酸素になるため、実は多くの生物にとって必要不可欠なものでもあります。
例えば、私たちの身体にバクテリアが侵入した場合、生体防御の第一線で働く白血球は活性酸素を使ってこれを殺そうとしますが、この機能が損なわれると、ひどい感染症を起こすことになります。
リンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞が、ガン細胞を攻撃する場合も活性酸素を使っています。
とはいえ、必要以上にあれば細胞にダメージを与える為、カタラーゼなどの抗酸化酵素やビタミンなどの抗酸化物質によって分解されるようになっています。この働きを果たす物質の一つが活性水素です。
反応性が高い為速やかに活性酸素を中和することができ、酸化されたビタミンなどを還元して元に戻す作用もあります。ただし、活性水素もまた反応性の高さ故に多すぎれば細胞を傷つける為、分解酵素や活性酸素によって中和されます。
このように生体内ではバランスを保つようになっています。
よく誤解されますが、活性水素が多ければ良いというわけでは有りません。
そもそも活性水素は体内で生成されますが体外から取り入れることはできません。
また、「活性酸素」と「老化」の関係でよく例えに出るのが鶴は千年、亀は万年です。
鶴は何千kmもの距離を飛び(当然大量の酸素を消費する)ながらも50~80年というこの種の生き物としては驚異的な長生きをします。
これを可能にしているのが、鶴は羽を動かす筋肉細胞に非常に効率の良い「ミトコンドリア」を持っているからだと言われています。これと対照的なのが亀で、徹底した省エネで最低限の食事と呼吸で超スローな動きでただ生き永らえるだけ。
確かに「ミトコンドリア」も働かないので、活性酸素も発生しないでしょう。
鶴のように活力に満ちた長寿と亀のように老いた体での長寿、あなたならどちらを選びますか?
1回に何分、週に何回くらいの頻度が効果的でしょうか?
1.3気圧で40分入ると血中の溶解型酸素は飽和状態となり、それ以上入っていても効果は増加しません。そのため、当院では加圧・減圧時間を含め30分以上最長50分としています。
また、1回40分入ると平均3・4日酸素効果は持続するといわれています。そのため毎日短時間入るより週に2回、1回に40分が効果的とされています。
どれくらいで効果を実感できるのでしょうか?
週に2回、各40分の酸素ルームを約6週間継続すると体質改善や効果を実感できるとされています。その後は週に1回または2週間に1回程度でも効果は持続するとされています。
 
※※注意※※ 以下の方は酸素カプセルのご利用ができません。
感染症の可能性がある方
熱があるとき
意思の疎通が困難な方(難聴、認知症)
耳抜きができない、現在できる状態にない方
インシュリン投与直後の時
呼吸器や心臓に持病がある方
現在妊娠中の方

 

    料金(約50分 加圧・減圧時間含む) 

ビジター 1,100円 (高圧酸素音響療法だけ受けられる方)

会員   550円 (その他プログラムの療法を受けている方)