当センターでは、様々な脳障害から発達障害と呼ばれているものを含めた問題に対して、薬を使わず安全な方法でアプローチをして行くプログラムを行っています。
発達障害と呼ばれている様々な障害(自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、チック障害など)に対して、現代医学でもレジリエンス(自然治癒力・回復力・抵抗力)が大切であると認識されています。十分なレジリエンスがあれば二次的障害発症や現在の症状が改善することが分かっており、介入はいかにレジリエンスを維持し高めて行くかが主眼になっております。
しかし現代医学では、このレジリエンスを高める方法に対しては効果的な手法がなく、結局化学合成薬に頼ってしまいます。その点では、自然療法は様々な方法を用いてレジリエンスを高め維持して行くことが可能です。
当センターでは、食事指導・生活指導はもちろん、頭蓋仙骨療法やニューロオリキュロセラピー、ニューロフィードバックなど世界的に効果が認められてきている療法を取り入れたプログラムです。
頭蓋骨の動きはアメリカのオステオパー医、ウィリアム、サザーランドが発見しました。
彼は55年の長期にわたって動きのメカニズムを探求しました。
彼は医学としてはマイナーなオステオパスの中で活動し、一般にはほとんど評価されることはありませんでした。
彼の発見は一般の医学でなされていたならノーベル賞を受賞となるほど大きな発見だったと思います。
彼の技術は頭蓋オステオパシーとして、オステオパシー医の中で受け継がれていきました。
オステオパシー医であったアプレジャーは脊椎の手術の助手をしていたとき、硬膜の動きに興味をもち、それから、硬膜の動きを探求していき、頭蓋オステオパシーの技術を学んでいきました。
自閉症、ADHD、学習障害の子供たちを治して臨床的な成功を収めました。
数多くの自閉症、ADHD、学習障害児がいることを知った彼はクレニオの技術をオステオパー医だけでなく、一般の治療家にも公開し、習得できるようにしました。