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コロナ後遺症の謎を解く鍵?

大高 正次 2023.11.01
「毛細血管を詰まらせる微小血栓」
 
ウイルスのスパイクタンパク質が引き金に、通常より壊れにくい血栓

新型コロナウイルス感染症から回復した後も、多くの人が悩まされるコロナ後遺症(罹患後症状)。その仕組みを解明する研究が2年以上にわたって行われてきたなかで提唱された仮説の一つに「微小血栓」がある。微小血栓ができて毛細血管がふさがれると、血液や酸素の流れに影響が生じ、様々な症状につながるという説だ。
 新型コロナ後遺症と微小血栓が関連している可能性を最初に指摘したのは、南アフリカ、ステレンボッシュ大学の生理学者イセレシア・プレトリウス氏のチームだった。その後、氏らが2021年8月に学術誌「Bioscience Reports」に発表した研究で、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が微小血栓の形成を誘発することと、こうした微小血栓は、人体に備わった血栓を溶かす仕組みでは壊れにくいことが示された。
「参考文献」ナショナル ジオグラフィック 
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/23/013000047/?P=1#:~:text=
 
 
 
ウエマツ自然療養センターにも「コロナ後遺症」と思われる症状の患者さんも多く来院しています。その多くは血流障害から来る症状と考えています。特に症状がある場所では筋肉の硬直がみられるケースが多いです。例えば「ブレインフォグ」といった脳に関係する症状の場合、首から頭にかけての緊張、硬結がみられます。この部分の緊張を緩めることにより血流を改善させ症状を緩和させます。ほとんど患者さんに有効であると感じています。
しかし完治するにはこの微小血栓の形成を阻止することが必要であると思われます。
人により自然に改善するケースもありますが、何年も経過しても改善せず苦しんでいる人も少なくありません。今後の研究に注視しながら、当センターでも自然療法で改善できる方法を研究して行きます。

上記血液画像は「コロナ後遺症」と思われる患者さんの暗視野顕微鏡による血液画像です。当センターでは暗視野顕微鏡による血液画像の撮影を行っております。
一般の病院で行う血液検査では微小血栓を見つけることはできませんので、もしかしたら「コロナ後遺症」かもと思われる方は一度試してみてかいかがでしょう?

*(注)ただし上記写真のように微小血栓のような状態だったとしても「コロナ後遺症」断定できるものではありません。




 
2024年05月18日 08:51